2005年12月

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あくむ – 井上夢人

恐ろしい出来事が発生するのだが、 それが夢なのか現実なのかわからない、 タイトル通りまさに悪夢のようなストーリー。 ホラー短編集。 どれも秀逸。

蚊トンボ白髭の冒険 – 藤原伊織

頭の中に白髭というなの蚊トンボが住み着いて、 そいつのおかげで一時的になら人並みはずれた筋肉の力を発揮できるように なった主人公の冒険活劇。 設定だけ聞くとありえない感じだが、わりとすんなりと入れる。 蚊トンボと主人公のやりとりも面白いし。

99%の誘拐 – 岡嶋二人

まだインターネットもない20年前に書かれたコンピュータを駆使して 一人で巧妙に誘拐をする話。かなりよく考えられている。 その動機となる過去の誘拐事件の話から入るところとか非常に ひきつけられるものがある。 吉川英治文学新人賞受賞作。

ビタミンF – 重松清

直木賞受賞作。実は短編集。 この冬に読みたい新潮文庫ランキング2位という帯がついていたので 読んでみた。 家族の人間関係みたいなのを書き込んだ感じ。 どれも良く出来ている。