2005年3月

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転生 – 貫井徳郎

心臓移植を受けた主人公が、 ドナーの記憶や趣味までもが自分に受け継がれたことから、 ドナーの素性に興味を持つ。 そのこと自体は超常現象の域を出ないが、 調べていくうちに大いなる悪につきあたる。ちょっと嘘。

葉桜の季節に君を想うということ – 歌野晶午

布団や健康グッズを売りつけるインチキ商法の被害にあった人が 事故死したのを調べるうちにいろいろと事件に巻き込まれる。 インチキ商法にかんするサイドストーリーのような部分や 主人公の過去の話も最後には本編にからんできてなかなか読み応えのある長編。 それとは別に話自体に大きなトリックもありかなり楽しめる。

届かぬ想い – 蘇部健一

お父さんを好きな娘がタイムマシンで・・・という話。 アイデアはいろいろ盛り込まれているが、文章は恐ろしく簡潔。 ありえないテンポで進んでいくストーリー。もったいない。

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