2005年2月

1/2ページ

ドミノ – 恩田陸

登場人物の数がすごい。メインキャラが27人と1匹。 東京駅を舞台にした事件を中心に、それぞれのキャラがそれぞれの世界を繰り広げる。 Massively Multi-主人公小説。

ドッペルゲンガー宮 《あかずの扉》研究会流氷館へ – 霧舎巧

第12回メフィスト賞受賞作。 かなりの長編だが、細かいところまでよく練りこまれている。 終始理屈っぽい会話で進行し、伏線のすばらしさとかまさに本格。 この話の本質ではないが、個人的には霊能者みたいなのは好きではない。 建物のトリックは小説ではなんとでもかけるので多少アンフェア。

DOOMSDAY-審判の夜- – 津村巧

第22回メフィスト賞受賞作。アメリカの田舎町を宇宙人が襲撃する話。 軍も出撃するが全く手が出せない。 ノベルズ500ページにわたる長編の大部分が精密な田舎町の描写および襲撃 の描写である。そして、最後に落ち。結構すごい。