2001年1月

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覆面作家は二人いる – 北村薫

家にいるときはお嬢様だけど、 外に出ると性格が変わってしまうという覆面作家が探偵。 で、その担当が主人公であり探偵助手みたいな役をしているという 短編シリーズ物。 軽く読めて、なかなか面白い。 「リョースケはドイツ語で担当のこと」が笑える。

ブードゥー・チャイルド – 歌野晶午

代理母といっしょに暮らした時の記憶を 前世と思っている主人国が真実を探す話。 非常に良くできてる。 そんなに簡単に人が殺されても困る感じもするが。 インターネットなんかも使われてたりする。 そして非日常的な天才少年探偵が事件を解決。 親が再婚して同い年の女の子と家族になっている設定も良い。

複製症候群 – 西澤保彦

突然、空からストロー状の壁が降ってきて、 外の世界と隔離されたうえ、その壁に触れると クローン人間ができてしまう話。 変な話だが、わりと面白い。 学生が主人公だし。

ターン – 北村薫

スキップの続編みたいな感じだろうか。 タイトルどおり何度も同じ日を繰り返すという話だ。 きっかけは事故で、 前半は繰り返す日々の面白くないところを書いた面白くない話。 後半で、外の世界とコミュニケーションがとれるようになり、 いろいろあってなかなか面白い。 前半は後半のよさを引き出すための舞台設定とも言える。 そして、最後は入院中の体が無事目覚めてハッピーエンドという なんとマンガにありそうな話。 […]

どすこい(仮) – 京極夏彦

デブというか相撲取りを題材にした短編集。 しかも、そのすべてが他の作品のパロディ。 とはいっても、ほとんどタイトルだけで中身は無関係気味。 最後にウロボロスがあって、 誰もが思う通り全体がウロボロス構造になっている。 面白いといえば面白い。