1999年11月

一の悲劇 – 法月綸太郎

探偵法月綸太郎が活躍する長編。 「頼子のために」とこの本、そして「ふたたび赤い悪夢」で3部作らしい。 この本は法月綸太郎が活躍するのだが、他の作品と違って綸太郎の視点からかかれてはいない。 人違いで子供が誘拐される話が実は・・・って良くある展開かな。

ふたたび赤い悪夢 – 法月綸太郎

探偵法月綸太郎が活躍する長編。 アイドル歌手畠中有里奈の周りでおきる事件を解決する。 この話では、結構他の作品とリンクしている部分がある。 べつにそれらの作品を知らなくてもこの本は面白いが、 本を順番に読むことを強要してるようなきもする。 あとは宗教の話とか妙に引用が多い。

頼子のために – 法月綸太郎

娘、頼子を殺された父親が、単身犯人を探し当て復讐し、 そして手記を残して自殺する。 しかし、彼は一命を取り留める。 探偵、法月綸太郎が事件の裏に隠された真相に迫る。 そんな感じ。 良い話。法月綸太郎の話は良いね。

ハサミ男 – 殊能将之

タイトルはふざけてるけど面白い。 全然知らんけどXTCの曲にインスパイアされてるらしい。 それで、第13回メフィスト賞受賞作。 話は女子高生を殺してハサミを突き刺す犯人とそれを捜査する警察の両方の 視線から書かれたミステリで、普通に面白い。 そして、もう一度読もうかなとも思うくらいだが、あまり内容を書くと 不幸にもこのページを目にした人の楽しみが減ってしまうのでこの辺で。

銀の檻を溶かして – 高里椎奈

めちゃくちゃ久しぶりに読書。 この本は高里椎奈のデビュー作で、第11回メフィスト賞受賞作。 結構前に買ってたんだけど、パワー不足で読んでなかった。 大森望が「本格ミステリとヤングアダルトのアルペジオ」と帯で推薦している。 ヤングアダルトって言うのはティーンズハート系のことで、しかもこの話は妖怪物。 というわけで、読んでみると良い話。 いやホントに良くかけてるって感じでオーソドックスに面白いのだけど […]