1999年7月

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ウロボロスの偽書 – 竹本健治

竹本健治だ。 またしても、作中作の裏返しトリックのような話だ。 1章ごとに、以前の内容に言及して、それを否定するような、 なんとも、トリッキーな話だ。 結局、彼はこういう話が好きらしい。 しかし、それ以外には特に読みどころがないのだな。 悪くはない。

死体を買う男 – 歌野晶午

おもしろい。 良い話だ。 作中作を扱っていて、その裏返しのような構造なのだ。 タイトルが、なんとも言えない感じだ。 (僕の取り方が勘違いかもしれないけど) しかし、なんていうのだろう。 たくさん本を読んでいると、だんだん慣れてきて、あまり驚かなくなってくる。 だめだねぇ。

占星術殺人事件 – 島田荘司

これは、島田荘司のデビュー作なのかな? 少し古い作品です。 とりあえず、御手洗潔シリーズの第1作で、とても有名な話です。 どうして、有名かというと、この作品のすばらしいメイントリックが、 某漫画にパクられて、その漫画を先に読むとおもしろくなくなってしまう、 と騒ぐ人がたくさんいるからなのだ。 しかし、騒ぐ人がいるから同じトリックだということが、いっそう早く解って おもしろくなさをさらに、倍増させて […]

人形はこたつで推理する – 我孫子武丸

人形シリーズの第1弾です。 このシリーズ3作あるのですが、結局、最後から順に読んでしまいました。 やはり、本は順番に読んだほうが良いですね。 このシリーズも、最初に3作目を読んだときには、あまり好きではなかったのですが、 この1作目を読んで、なんとなく好きになりました。 そして、改めて3作目を見てみると、良く見えますね。 内容は腹話術の人形が、推理するといった話で、 ミステリではありません。 しか […]

どちらかが彼女を殺した – 東野圭吾

初めて、東野圭吾読みました。 タイトルにある通りの話です。容疑者が二人いて、どちらかが殺したみたいです。 帯についているあおり文句も、 「すべての手がかりは示された。真相を解明するのはあなただ!!」 とあるように、どちらが犯人かは本文中では指摘せず、読者に考えさせるという話だ。 それは、もちろん最後の話で、序盤とかは普通の話だ。 もちろん、本格ではないと思う。 しかし、主人公が癖があってなかなかお […]